2017年度 地域のための小水力

シラバス

授業科目名

決断科学特別演習

講義題目

地域のための小水力

授業科目区分

選択科目

開講年度

2017

開講学期

通年

曜日時限

不定期に開講する。また,開講日時・場所については受講生と相談の上で決定してく。

必修選択

選択

単位数

2

担当教員

佐藤辰郎

対象学部等

決断科学大学院プログラム学生

対象学年

全学年

開講地区

宮崎県日之影町・五ヶ瀬町・椎葉村,佐賀県三瀬村,福岡県糸島市,朝倉市,熊本県南小国町,水俣市等

履修条件

特になし

授業概要

小水力発電は水の力で水車をまわして発電する分散型の自然エネルギーである。明治期に日本の農村に電気を灯したのは小水力発電であった。小水力発電の適地は過疎化に苦しむ中山間地域に多く分布し,地域に残された貴重な資源として活用が期待されている。本講義では,実際に小水力発電を活用して集落の活性化,自立を目指す地域を訪れ,プロジェクトの概要と共にその困難さや地域PJにおける決断の在り方を学ぶ。

全体の教育目標

小水力発電の仕組み,地域での活用事例,地域の歴史を学びながら,中山間地域の実情と地域づくりプロジェクトへの理解を深める。

個別の学習目標

なし

授業計画

下記の現場実習先候補の中から,受講生と相談の上実習先を決定する。実習に先立ち,小水力発電の仕組みや地域での活用等について説明を行う。

1. 地域の世襲財産の継承~小水力による集落の再自立~(宮崎県日之影町)

2. 小水力→産直→バイオマス→小水力(宮崎県五ヶ瀬町)

3. エネルギーの地産地消に向けた村と都市企業のパートナーシップPJ(宮崎県椎葉村)

4. 皆でつくろう活性化の種(小水力),居心地のいい集落づくりに向けて(佐賀県三瀬村)

5. 渋滞を減らしたい集落,小水力発電を行いたい企業(糸島市)

6. 小水力は規模じゃない。ピコ発電での地域づくり(福岡県朝倉市)

7. 自分たちで電気をつくり,使う(熊本県南小国町)

8. 寒川地区「地域主導型」での小水力プロジェクト(熊本県水俣市)

キーワード

小水力発電,再生可能エネルギー,過疎化,合意形成,地域の自立,最も美しい村運動,スマートテロワール,世襲財産,リバー・ヴィレッジ

授業の進め方

受講生と相談の上,キャンパスでの打ち合わせ、現地実習を通じて行う。

テキスト

適宜配布する。

参考書

適宜案内する。

学習相談

担当者へのメール(sato@civil.kyushu-u.ac.jp)や電話,面談で随時可能。

試験/成績評価の方法

現場実習への参加と,発表またはレポートで総合的に評価する。

その他

 九大発ベンチャー企業「㈱リバー・ヴィレッジ」の協力のもと実施する。